中世の小袖で味わうマインドフル・リトリート

retreat-2014-5-2.jpg

いま、穏やかで、気持ち良い余韻に、浸っています。

(お友達が翻訳した、最新のティクナットハンの本

爽やかな5月の連休に、山梨・鳴沢村へ。
1年半ぶりに、ティクナットハンのお弟子さんが、来日。
再会するために、リトリートに参加しました。

ティクナットハンは、宗教を越えた「在り方」として、
マインドフルの呼吸を、暮らしに役立てる、
禅の瞑想を伝える、おじいさまです。

ベトナム戦争中、中立の立場で、平和活動をしながら、
この呼吸のプラクティス(実践)を体現してきた人です。

フランスのプラムビレッジという、生活共同体に、住んでいて、
毎年、世界中から、家族連れ・子供も、彼に会いに集ります。

私が出逢ったキッカケは、お坊さんから、
ティクナットハンが、ひらがなのように優しく読み解いた、
般若心経の翻訳冊子をいただいた、1995年。

今は貴重な本など、3冊を手に入れて、
絵本のように、読み返していました。

友人が、ティクナットハンの瞑想を練習するというので、
やっと本のプラクティスを、仲間とできる機会に恵まれた、2010年。

時には、仲間と。
また、1人で。
プラクティスを、味わってきました。


retreat-2014-5-3.jpg

(仲間が作った、ティクナットハンの書のバッジ)

ゆっくりと、大地を感じながら、沈黙の歩く瞑想。

どっしりと、揺るぎない富士山の姿に、見守られながら、
朝6時、清々しい、ひんやりした空気に、からだを溶け込ませて、歩く。

一歩、一歩、こきゅうと一緒に、歩く。
「ゆたかに」「ひろがる」
「おだやかに」「ほほえむ」

一緒に歩く、仲間たちの足音。
鳥のさえずり。

やがて、心地よいリズムが、柔らかな空気をまとって、
どこまでも、歩いていきたくなる。


光と雨を浴びた野菜を味わいながら、沈黙の食べる瞑想。

特別メニューの菜食を考えて下さった、食堂のスタッフや、
交渉した、リトリートのスタッフ。

初めてで戸惑う参加者の、心地よい緊張感。
顔なじみの仲間。
私がスタッフをしていた時の、参加者さんたち。

富士山の100年前の湧き水。
生湯葉、ゴマ豆腐、ほうとう。日本のソウルフード。

ずっと、ずっと、何回も仲間と、こうして食べてきた。
ふと、手元の箸を持つ手に、気づく。

あぁ、この箸の持ち方は、父母、家族に教えてもらったもの。
私は、ずっと1人で食べていたと思っていたけど、
1人じゃなかった。

この箸と手を通して、
家族と、祖先と、いっしょに食べていたと、気づいた。
食べながら、涙が溢れて、
あたたかな、やわらかな、ひろがりに包まれた。

他にも、お茶の瞑想、寝る瞑想など…、
今回は、1人の参加者として、ゆっくりと沈黙に浴した。

どれも、穏やかで、楽しくて、幸せなひととき。

ブラザーやシスターを中心に、
全体が、大きな生き物のように、
うねりながら、しなやかに、かたちを変えていく。

すべてを、包み込むように…


retreat-2014-5-1.jpg

(中央は、ティクナットハンの書)

再会したシスターたちとの4日間で、
穏やかに、いま、ここを、たっぷり満喫。
気づいたら、撮った写真が、この一枚だけ〜。

楽しくお話して、ご助言もいただいた、辻信一先生と。
ありがたい出逢いが、たくさんありました。

私にとっては、作る暮らしが、楽しい瞑想です。

今回のリトリートへ、
4年越しのアイディアの新作小袖を、着ていきました。
あぐら暮らしだった、中世・400年前の寸法の再現です。

瞑想のあぐらに、楽な小袖。
ベトナムの僧衣、プラムビレッジのシンボルカラーの茶色。

プラムビレッジの皆さんは、それぞれの国の文化を、大切にします。
私なりに、日本のリトリートスタイルとして…
プラクティスの恩恵に、敬意を示したくて…

いろんな意味で、大きな区切りの休暇でした。

再会した、朗らかなお坊さんと尼さんの話は、次回に。


*小袖ワークショップ

5/25(日)東京 詳しくは▶早苗月  お申込みは▶(^^)


小袖ワークショップ 受付中

 ▶開 催 情 報 

   

 ▶W S 参 加 者 の 声

 ▶W S お 申 し 込 み



  



  




小袖生活ちくちく教室 随時・受付中

 横浜・関内 第2・4(土)

 ▶教 室 内 容

 ▶教 室 受 講 者 の 声

 ▶お 問 合 せ



  


  




関連記事
<キーワード>

Tag: 日々のいとなみ  comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
ようこそ小袖生活へ

* サイトマップ *

プロフィール

小袖生活案内人 吉房泰子

Author:小袖生活案内人 吉房泰子
江戸の人が着てた普段着の着物
小袖で楽しく暮らしています。
 ◯小袖をご存知ですか?
 ◯なぜ小袖生活を始めたのか?
 ◯小袖WS・参加者の声






開催情報

9/20(金)名古屋_空席

9/23(月祝)大倉山_空席

10/18(金)名古屋_空席new

10/22(火祝)大倉山_空席

 

◆小袖生活・着方ワークショップ
縫う教室・受付中

9/14(土)関内_空席ありnew

10/12(土)関内_空席ありnew

ふんどしパンツ、あずま袋、らせん袋

 

横浜_木曜_月2回_2席

横浜_土曜_月1回_1席

 

名古屋_金曜_月1回_4席

名古屋クラス詳細

 

次回は11月〜2月

受付は9月上旬

人気記事
新着記事一覧
【名古屋クラス感想】リアルな教室で習う意味は同じ空間で見て覚える大切さ 2019/09/23
◆無印良品の袴を見たマニアックな感想です。袴人 2019/09/19
【受付開始】11/9~ 第9回 袴ちくちくワークショップ縫う着る連続講座 2019/09/15
【事務連絡】お申し込みメールのお願い・ドコモ携帯からの場合について 2019/09/13
【緊急企画】9/14手縫い&刺し子レッスン(ふんどしパンツ手縫い教室・改め) 2019/09/12
◆超大型台風15号の被害お見舞い申し上げます/徹夜で雨漏り対策し倒木処理など 2019/09/09
◆刺し子ふきん12枚が勢ぞろい!2018年~2019年8月・忘備録 2019/09/05
【袴WS感想】カルサン袴とモンペ袴のどっちが良い?全部欲しい!完成お披露目 2019/08/25
【小袖教室】手縫いの針目はおおらかに。これで良いのだ!木曜クラス 2019/08/22
【Q&A】浴衣は手洗いですか?洗濯機で洗えますか? 2019/08/13

        * サイトマップ *

カレンダー/since2012
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
読者になってね
アルバム
QRコード
QR
アクセスカウンター