中世の小袖で味わうマインドフル・リトリート

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いま、穏やかで、気持ち良い余韻に、浸っています。

(お友達が翻訳した、最新のティクナットハンの本

爽やかな5月の連休に、山梨・鳴沢村へ。
1年半ぶりに、ティクナットハンのお弟子さんが、来日。
再会するために、リトリートに参加しました。

ティクナットハンは、宗教を越えた「在り方」として、
マインドフルの呼吸を、暮らしに役立てる、
禅の瞑想を伝える、おじいさまです。

ベトナム戦争中、中立の立場で、平和活動をしながら、
この呼吸のプラクティス(実践)を体現してきた人です。

フランスのプラムビレッジという、生活共同体に、住んでいて、
毎年、世界中から、家族連れ・子供も、彼に会いに集ります。

私が出逢ったキッカケは、お坊さんから、
ティクナットハンが、ひらがなのように優しく読み解いた、
般若心経の翻訳冊子をいただいた、1995年。

今は貴重な本など、3冊を手に入れて、
絵本のように、読み返していました。

友人が、ティクナットハンの瞑想を練習するというので、
やっと本のプラクティスを、仲間とできる機会に恵まれた、2010年。

時には、仲間と。
また、1人で。
プラクティスを、味わってきました。


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(仲間が作った、ティクナットハンの書のバッジ)

ゆっくりと、大地を感じながら、沈黙の歩く瞑想。

どっしりと、揺るぎない富士山の姿に、見守られながら、
朝6時、清々しい、ひんやりした空気に、からだを溶け込ませて、歩く。

一歩、一歩、こきゅうと一緒に、歩く。
「ゆたかに」「ひろがる」
「おだやかに」「ほほえむ」

一緒に歩く、仲間たちの足音。
鳥のさえずり。

やがて、心地よいリズムが、柔らかな空気をまとって、
どこまでも、歩いていきたくなる。


光と雨を浴びた野菜を味わいながら、沈黙の食べる瞑想。

特別メニューの菜食を考えて下さった、食堂のスタッフや、
交渉した、リトリートのスタッフ。

初めてで戸惑う参加者の、心地よい緊張感。
顔なじみの仲間。
私がスタッフをしていた時の、参加者さんたち。

富士山の100年前の湧き水。
生湯葉、ゴマ豆腐、ほうとう。日本のソウルフード。

ずっと、ずっと、何回も仲間と、こうして食べてきた。
ふと、手元の箸を持つ手に、気づく。

あぁ、この箸の持ち方は、父母、家族に教えてもらったもの。
私は、ずっと1人で食べていたと思っていたけど、
1人じゃなかった。

この箸と手を通して、
家族と、祖先と、いっしょに食べていたと、気づいた。
食べながら、涙が溢れて、
あたたかな、やわらかな、ひろがりに包まれた。

他にも、お茶の瞑想、寝る瞑想など…、
今回は、1人の参加者として、ゆっくりと沈黙に浴した。

どれも、穏やかで、楽しくて、幸せなひととき。

ブラザーやシスターを中心に、
全体が、大きな生き物のように、
うねりながら、しなやかに、かたちを変えていく。

すべてを、包み込むように…


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(中央は、ティクナットハンの書)

再会したシスターたちとの4日間で、
穏やかに、いま、ここを、たっぷり満喫。
気づいたら、撮った写真が、この一枚だけ〜。

楽しくお話して、ご助言もいただいた、辻信一先生と。
ありがたい出逢いが、たくさんありました。

私にとっては、作る暮らしが、楽しい瞑想です。

今回のリトリートへ、
4年越しのアイディアの新作小袖を、着ていきました。
あぐら暮らしだった、中世・400年前の寸法の再現です。

瞑想のあぐらに、楽な小袖。
ベトナムの僧衣、プラムビレッジのシンボルカラーの茶色。

プラムビレッジの皆さんは、それぞれの国の文化を、大切にします。
私なりに、日本のリトリートスタイルとして…
プラクティスの恩恵に、敬意を示したくて…

いろんな意味で、大きな区切りの休暇でした。

再会した、朗らかなお坊さんと尼さんの話は、次回に。


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