葉山で麻のヒモ作りしてきました

先週、5/12葉山へ、ワークショップに行ってきました。
湘南・葉山で、毎年4月〜5月に開催の葉山芸術祭。
会場が、地域のあちこちに点在している、面白い催しです。
麻ヒモのワークショップ会場は、
草と対話して創作する、矢谷さんのお宅。
草舟 on Earth
ステキな空間で、居心地が良かった〜!
講師のチカさんは、麻と対話をする方です。
タイの山岳民族・モン族の麻の衣服も、展示してました。
まるで、紫色の雲母を塗ったような輝き。
しなやかな手触りに、びっくりしました。
お二人とも、素材の魅力を話す方。
そんな姿は、美しいですね。
集った皆さんも、ご自分の世界を楽しむ、ステキな方でした。

これが、おお麻の繊維(チカさんより)
「栃木白」という種類。
結わえているのは、苧麻(ちょま)の繊維(矢谷さんより)
どちらも、日本で昔から身近に自然に生えていた、草です。
「人間の管理をまぬがれたもの」
「野生」
矢谷さんの言葉は静かで、地に足の着いた、響きがあります。

(これは「Z」より)
チカさんに、おお麻のヒモ作りを、教えてもらいました。
麻の繊維の特徴。
繊維の扱い方。
右に撚るのは、普通に使う紐。Sより。
左に撚るのは、神事に使う紐。Zより。
話を聞きながら、よりより…よりより…
どこまでも、よりより、紡いでいけそうです。
だ〜れも、手を止めようとしないし。
お昼の声をかけてもらって、ようやく、手が止まった。
それくらい、みんなが、夢中になる、魅力がある手の動き。
昔から、人が集って、こうして作業していたのでしょうね。

特製のステキな草弁当を、みなさんは、満喫してました。
私は、節約中で、お弁当を持参。
完成した竹のデッキで、海から吹いて、緑を抜ける風を浴びて…
おやつは、よもぎの入った草菓子。
ゆったり、しずかに、時間が流れていました。

お部屋には、ハンモック。
結び目のないハンモックは、珍しくて、ビックリ。
ここ数年、探していたので、試しに寝てみました。
タテにではなくて、横に寝る方が、体が楽なのだそうです。
ふわ〜っと包まれて、浮かんでいる。
とっても、安心する感じ。
まるで、お母さんのお腹の中に戻ったみたい。
糸を絡めているだけなので、体への食い込みがないのです。
もう〜、気に入っちゃいました!
気になった、麻ひも作りのおかげで、
探していたものにも、ステキな人にも、出逢いました。
心の指し示す方へ、動いてみると、
色々と、繋がっていくものですね。
小袖も、着物を自由にきる、キッカケになります。
体に楽な感覚を、味わってみませんか?
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