麦の収穫2 扇風機の唐箕と落ち穂拾い

前回の「麦ストロー」は、思いがけず大反響を頂きました。
みなさん、楽しんでいただけたようで、うれしいです。
本当に、カフェで使ったら良いのにね。
この夏は、マイ麦ストロー持参で、流行らせますか?
使ってみたい方、麦ストロー、お分けします(先着・若干名)
直接、私と会う機会のある人は、メッセージくださいね。
茎の使い道を、お馬さん大好きなひるねさんから、教えてもらいました。
「麦稈(ばっかん・麦の茎)は、馬のベッドに使うこともあるんだよ。」
「牧場では、麦稈は病気やケガで喰い過ぎちゃいけないのに、
飼い葉(かいば、エサ)では足りずに、
稲藁を喰ってしまうような馬に、使いました。」
追立さんも、畑の敷き草で、乾燥や雑草の防止に使う予定。
麦も、捨てる所がないですね。すごいな〜。

そして、麦秋の黄金色。
お待ちかねの麦刈りです。
追立さんの麦畑、初の収穫。
女性陣は日焼け対策、バッチリです。
ひとり中近東の女性みたいな日本人が…。
私もザ・日本の仕事着姿で、なんとなく国際色豊かな風景でした。

みんなで麦の穂だけを、摘み取っていきます。
初夏の日差しに、働く手が、輝いています。
おしゃべりしながら、たのしく収穫。
昔の人たちは、歌を歌ったりしたんでしょうね。

そして、秘密兵器の登場〜!
追立さんが、ネットで調べて作った「唐箕(とうみ)」です。
(元のサイトはコチラかな?)
摘み取った麦を、ゴム手袋で手揉みして、
唐箕に入れて、風でゴミを飛ばし、重たい実だけ下に落ちる。
細かい茎と実を、分ける道具です。
この様子は、リンク先の動画で、ご覧ください。
(音が大きいので、ご注意くださいね)

より分けた「六条大麦」の実。
黄金色、美しいです。
とても時間がかかって、ココまでになりました。
みんなで話しながら、手揉みして…
時折、笑ったり…
こぼれた麦を、一粒ずつ、無言で拾い集めたり…
それぞれの手、手、手。
一粒の麦。
秋から、半年かけて、実りを迎えた実。
私は、拾いながら、
ミレーの落ち穂拾いの人たちの姿に、想いを馳せました。
麦からパンへ、次の種籾へ、命をつないでいく営み。

作業終了〜!
みなさん、お疲れさまでした。
お土産に、貴重な麦を分けて下さいました。
追立さん曰く「自分で炒った麦茶は、めちゃくちゃ旨いです!」
これは、楽しみ〜!
もちろん、麦ストローで、麦茶を飲みますよん♪
ワクワクの初めて体験は、まだ続く〜。
その様子も、ご報告しますね。
「農業は、一年に一度の栽培。僕は40回くらいしかできない。」
それを味わいながら、夢を追っている姿は、頼もしいです。
声を掛けていただき、貴重な体験ができました。
追立さん、みなさん、楽しい時間を、ありがとうございました。
同じ興味と楽しみ方を模索する、仲間は、ありがたいですね。
私も、秋に麦蒔きしてみようかな?
もちろん、ストロー目当てです〜(麦茶じゃないの?)
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