◆百花繚乱列島展と浮世絵の祖・菱川師宣展に行ってきた/千葉市美術館




ゴールデンウィークはとてもいい天気だったのに、急に寒くて暖房つけちゃいました。
そして雨も連日降ってますね、

そんな雨の中、一昨日は、千葉市美術館へ行ってきました。

「百科繚乱列島展」へ。 5/20(日)まで


約100人の江戸後期に活躍した、有名でない日本の画家たち。
各藩で活躍した・ご当地の絵師達が、一堂に会した企画です。

ちょうど水曜日で、ギャラリートークもあったので、
1時間の解説を聞いて一緒に歩いてみました。

あまりにも作品数が多く、解説する方もご苦労されていた様子でした。


中には、藩主の直筆の絵が何点かありました。
お殿様も、文武両道ですね、すごい!

秋田蘭画(らんが)という、
西洋の油絵を模倣した描き方の日本画が、秋田藩で生まれたこと。
しかも、秋田藩主の命令で、江戸に絵の勉強に行った画家もいたこと。
その秋田藩主が、蘭画・絵の書き方の本を出版していました。
(蘭画=オランダの油絵=西洋画)

いや、びっくりしました!
表装された掛け軸なのに、油絵で描かれたものも、数点ありました。

新しいものに対してチャレンジする、日本人の精神に、改めて感心させられます。


私の本当の目的は、菱川師宣の屏風絵でした。
同時開催「千葉が生んだ浮世絵の祖 菱川師宣その時代」
5/20(日)まで

いつものごとく、屏風絵の前では1時間、粘りに粘って観ます。
片眼鏡を持って、細かい模様までじっくり見ました。

中世の絵は、直筆が本当に克明に描いていて、
小さな人物なのに模様も、当時の流行なのか、様々なデザインが豊富にあります。

今回の菱川師宣の肉筆画は、
屏風絵だったものを、改めて屏風絵に仕立て直したものらしく、
一部加筆された部分等も、展示には解説がありました。

どうりで言われてみれば、絵の切り取り方、人物の配置が不自然な気がしました。
綺麗に違和感を少なくした、修復した当時の人たちの苦労も、偲ばれました。

菱川師宣は千葉の出身でもあります。
ゆかりの地で観る絵も、良いものですね。


それから、特筆すべきこと。
数点の絵で、表具の布選びに、度肝を抜かれました。

私は詳しくはないのですが、20代で画材屋でバイトしてたので、
額と絵の関係を少し学びました。
絵を活かすも殺すも、額次第なのです。

絵を浮き立たせ、邪魔せず、その雰囲気に合うように色や布を選びます。
よくある写真は、絵の部分だけしか写ってませんが、
貴重な古い日本画は、表具を施した掛け軸が大半です。

今回、古い布の裂(きれ)で辻が花(つじがはな)を使った軸がありました。
もうね、感動ですよ!

絵の中で、中世の小袖をまとった女性が、左下を向いてる視線の先に、
中世の古い布・裂が、その一角だけ表具に使われていました。
その他の大部分は、裂と同じ地紋の布に、日本刺繍が施してありました。

もう一点も、辻が花の裂を使った表具です。
縁取る周りの布の方が、艶やかな印象ですが、それもまた、
絵の若衆の爽やかさや、優美さが引き立つのです。


私は、着るために小袖の研究をしていますが、
その時代に生きた人たちの息遣いを、感じ取りたいです。

その絵を、大切に次へと伝えてくれた人たちにも、思いを馳せる時間でした。




千葉市美術館のある建物は、一階が西洋古建築をそのまま残したホールです。
ここ、とても気持ち良い吹き抜けで、よく音が響くんです。

ふふふ、誰もいないから、小さな小さな声で歌いました。
小さいほど透き通る響きが生まれる空間。

響きが長く残りつつ、余韻が混ざる。
ソロなのに不思議なハーモニー!
ひゃ~、気持ち良い~~!

たまらず、五曲くらい歌ってしまった!
途中で人が通ったけど、どこから音が出てくるか分からないらしく、
不思議そうな顔してました(笑)
また行った時に、歌っちゃおっと♡




おまけは、千葉市美術館の近くランチ情報。

「BAN'S CAFE & GRILL」

ホテルバロン千葉中央、1F

なんと!どれも¥650~¥750。(2018年5月現在)




私はエビ餡かけチャーハンセット¥650+紅茶¥100=¥750なり。
ボリュームも充分、美味しかった。
内装も夜はバーになる、昼はカジュアルさ。

表通りより一本入った路地の、普通のホテルのレストランです。
WiFiルーターの充電したくて、でも食事したくて、カフェを諦めて入ったら、ピタリ!
充電できる席も多くて、お腹もルーターもシッカリ充電できました。
穴場かもしれないよ!




オマケの、小袖コーディネート。

一昨日は、急な寒い雨でしたね。
小袖も、半着を2枚で、重ね着コーディネート。
ウールレース編み羽織で、寒い強風も平気でした。

雨でも木綿なので、全然大丈夫です。

どこに行くのも、気楽な小袖で楽しんでます。


5/17(木)小袖ワークショップ・大倉山
受付してますよ~♪



小袖生活案内人 吉房 泰子でした。



《これからの予定*受付中》

5/12(土)~ 袴ちくちくワークショップ 満席
5/17(木)小袖ワークショップ・大倉山
5/26(土)ふんパン、あずま袋、らせん袋 手縫い教室・関内 new
6/15(金)小袖ワークショップ・大倉山 new
7/28(土)ふんパン、あずま袋、らせん袋 手縫い教室・関内 new

◯遊びに来てね~♪



◯小袖を縫う教室
土曜クラス、満席になりました。
木曜クラス、月2回の空席あります。
その他は、キャンセル待ちを受付します。





*-*-*-*-*-*-* お知らせ *-*-*-*-*-*-*



<着る> 小袖ワークショップ 基本


5/17(木)横浜・大倉山 空席あり
開催案内はこちら  

6/15(金)横浜・大倉山 空席あり new
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<作る> ふんどし型パンツ あずま袋 らせん袋 手縫い教室

5/26(土)横浜 関内教室
7/28(土)横浜 関内教室
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マイ小袖の制作教室 横浜・関内
木曜クラス 月2回・1席、月1回1席
土曜クラス 満席
教室詳細はこちら  お問合せはこちら



<作る 着る> 第6回 袴ちくちくワークショップ
5/12(土)~ 連続講座  関内 満席御礼
開催案内  



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Tag: 美術館  comment:2 

Comment

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# 2018.06.11 Mon08:08
このコメントは管理人のみ閲覧できます
やすこ URL|Re: ◆百花繚乱列島展と浮世絵の祖・菱川師宣展に行ってきた/千葉市美術館
#- 2018.06.13 Wed10:34
気がつかなかったくらい、ブログ放置してました。ありがとうございます。
贈り物もありがとう。手紙書きますね。
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